【ニューヨーク共同】米ブルームバーグ通信は11日、米電気自動車(EV)大手テスラが8月に予定していた自動運転タクシー「ロボタクシー」の公表時期を10月に延期すると伝えた。試作車の製作に時間をかけるためという。関係者の話として報じた。
テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は4月、自身のX(旧ツイッター)に「ロボタクシーを8月8日に公表する」と投稿。市場の競争激化でテスラのEV販売の伸びが鈍化傾向にある中、新たな成長分野としてロボタクシー事業の展開に期待が高まっていた。
テスラの株価は、ロボタクシーの公表延期が伝えられた11日に前日比8%以上下落した。