東京電力福島第1原発事故からの復興を加速化させる上で不可欠な除染は、事故から丸3年が経過する中、大幅に遅れている。国が原発周辺の11市町村で行う直轄除染は当初、本年度中に完了予定だったが、仮置き場の設置などが進まず工程は最大3年延長された。設置の遅れは、仮置き場から除染廃棄物を搬入する中間貯蔵施設の建設が固まらないことにある。国は福島第1原発周辺を国有化し、施設を整備する計画だが、住...
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