須賀川市に避難している大熊町の鎌田清衛さん(71)の自宅は同町小入野にある。国が示す施設整備に向けた国有化候補地のエリア内だ。「どこかには造らなければならないが、造ってほしくはない。やむを得ないという気持ちもあるが、簡単には受け入れたくはない」と複雑な心境をのぞかせる。 鎌田さんは町の文化財保護審議委員などを務めている。今年1月、古里の日隠山や小入野区にある海渡神社について記した著...
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