東京電力福島第1原発は事故発生から丸3年を迎えようとしている現在も数々の難題を抱え、事故収束のめどは立っていない。廃炉が決まった1〜6号機のうち、4号機は昨年11月から使用済み核燃料プールからの燃料移送が始まったが、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1〜3号機の溶融燃料の取り出し方法はまだ先が見えない。加えて、敷地内で増え続ける放射性物質を含んだ汚染水をめぐるトラブルなどが後を絶たず、廃炉に向け...
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