東日本大震災で決壊し、甚大な被害が発生した須賀川市の農業用ダム「藤沼湖」(藤沼ダム)は2017(平成29)年4月、7年ぶりに下流域に農業用水が供給された。 震災ではダムに貯水されていた約150万トンの水が下流に流れ下り、集落をのみ込んだ。22棟が全壊し7人が死亡、幼児1人が行方不明となった。 県が復旧を進めた新しいダムは、材料に粘土質を使用するなど安定した構造を採用、東日本大震災級の長時間の強...
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