農業や畜産業が基幹産業の村は、東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の影響を受けた。 2012(平成24)年2月、牛用飼料に含まれる放射性セシウムの暫定許容値が、肥育牛・乳用牛に対し1キロ当たり300ベクレルから100ベクレル、繁殖牛は同3000ベクレルから100ベクレル以下に厳格化されることが通知された。これに伴い、村内の身近な土手草などを牛に与えることができなくなった。 村は飼料の...
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