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ふたば未来勢4強…女子単、複は男女ともに 全国中学バドミントン

08/24 07:10

【バドミントン女子シングルス準々決勝】逆転勝ちで4強入りを決めた、ふたば未来の芳賀凜歩=勝山市体育館ジオアリーナ

 全国中学校体育大会のバドミントン競技第3日は23日、福井県勝山市の市体育館ジオアリーナで男女の個人戦が行われた。

 福島県勢のふたば未来は男子ダブルスで石川隼(はやと)(3年)、宮原圭純(けいじゅ)(同)組、女子シングルスで佐藤心彩(こころ)(同)と芳賀凜歩(りあ)(同)、女子ダブルスで上野優寿(ゆず)(同)、伴野碧唯(あおい)(同)組がいずれも準決勝に進出した。

 芳賀、逆転4強

 女子シングルス準々決勝では、芳賀凜歩(ふたば未来3年)が逆転勝ちで4強に駒を進めた。「焦りもあったが、自分を信じて打ち勝てた」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 序盤はミスを恐れ、慎重かつ丁寧な返しを心がけていた芳賀。一進一退の攻防が続いていたが、直前の試合の疲労も残り、第1ゲームを19―21の僅差で落とした。「ここで負けられない。ガツガツいこう」。気合を入れ直し、クリアやカットで一度相手を崩してから打ち込む普段のスタイルから、好機を狙っては次々にスマッシュを打ち続けた。第2、第3ゲームは流れを取り戻し、大きくリードして勝利をたぐり寄せた。

 同種目の佐藤心彩(同)も4強入りし、決勝でのふたば未来勢対決が期待される。芳賀は「お互い最後に戦えるように、まずは準決勝を確実に取っていきたい」と気を引き締めた。

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