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福島県立安積中、入試は1月11日の見通し 来春開校の中高一貫校

08/28 10:00

 福島県郡山市に来春開校する県立安積中の入学者選抜は、来年1月11日に行われる見通しとなった。県立中学校・高校入学者選抜事務調整会議が27日、適性検査などの日程を盛り込んだ報告書を県教委に提出した。会津学鳳、ふたば未来の両県立中学校の入試も同日程で行われる予定で、県教委は9月の定例会で日程や選抜方法などを正式に決定する。

 県立安積中は、安積高に併設する中高一貫校として誕生する。定員は1学年60人で、全県から募集する。課題研究などの学びを充実させるため総合的な学習の時間に力を入れるほか、数学や英語教育にも注力する方針だ。

 3校とも出願書類の提出は12月4~10日で、一般・スポーツ選抜は来年1月11日に行い、同21日に選抜結果を発送する。適性検査はこれまでの2種類から3種類になるほか、国語の聞き取り問題が廃止され、外国語(英語)のリスニング問題が出題される。

 県立高入試、前期日程3月5~7日 後期選抜は24日面接

 同会議は来春の県立高校の前期・連携型選抜の入試日程について来年3月5~7日に学力検査、面接を行い、合格発表を同14日とすることを県教委に提言した。後期選抜は来年3月24日に面接などを行い、同25日に合格を発表する。

 丹野純一委員長(福島高校長)が県庁を訪ね、大沼博文教育長に報告書を手渡した。

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