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サバ缶と豆腐のごまみそうどん

09/01 07:00

 身近な存在の調味料「みそ」は、使い方や素材によって料理のバリエーションを無限大に広げてくれる頼もしい存在。近年、その健康効果は世界的に注目を集め、がんや生活習慣病の予防、老化防止や美白効果もあるという研究結果も。みその健康効果やおいしさを引き出す料理の研究に取り組む橋本ヨシイ先生が、みその魅力満載のレシピを紹介します。

 【栄養価】エネルギー426キロカロリー、食塩相当量2.9グラム ※1人分の値(汁まで全量を食したとして計算)

 ◆材料<2人分>

・サバの水煮缶.........1缶(180グラム)
・木綿豆腐.........1/2丁(150グラム)
 【A】
  みそ.........30グラム
  すりごま.........30グラム
  だし汁.........300ミリリットル
  しょうゆ.........少々
  ショウガ汁.........少々
・キュウリ.........少量
・ミョウガ.........少量
・セロリ.........少量
・万能ネギ.........少量
・うどん(乾麺).........140グラム
 ※または冷凍うどん 2玉

 ◆作り方

(1)添える具材の下ごしらえをする。
  ・豆腐はキッチンペーパーで水気を拭き取る。
  ・キュウリ、ミョウガ、セロリ、万能ネギは小口切りにする。
  ・セロリの葉(または青しそ)は千切りにする。
(2)ボウルに(A)のみそとすりごまを入れてよく混ぜ、だし汁、しょうゆ、ショウガ汁を加える。
(3)(2)のボウルにサバ缶を開けて汁ごと加え、豆腐は手で大きくちぎりながら加える。
(4)お湯を沸かしてうどんをゆで、冷水で洗って器に盛る(冷凍うどんの場合は電子レンジで解凍して冷水で洗う)。(3)のかけ汁をかけて野菜や青みを添える。

 【ワンポイント】
 残暑が厳しい日のお昼におすすめの麺です。冷凍うどんを使えば、さらに簡単!火を使わずにできます。缶詰は手軽で、サバの栄養を丸ごと食べられるので料理作りがおっくうな時にも重宝します。サバ缶は生臭みがあって少し苦手という方にも、臭みを消してくれる「みそ」とすりごまを使い、ミョウガ等の薬味も加えることで風味よく食べられます。豆腐も入るので植物性のタンパク質もおいしくとれます。しっかり栄養をとることが、夏の疲れを取るためにとても大事ですよ。

 ▽Profile
 【料理監修・橋本ヨシイさん】 郡山市で「ヘルシークッキング教室」主宰。管理栄養士。元・福島学院大食物栄養学科講師。みそ健康づくり委員会のみそ料理レシピの管理、監修を行っている。 〔協力紹介〕全国味噌工業協同組合連合会「みそ健康づくり委員会」。みその効用や知識、みそ料理のレシピ、全国のみそ屋mapなど、みそのことならおまかせ。

 ▽掲載誌情報
 2024年9月号・Me&You「橋本ヨシイ先生監修・健康おいしいみそレシピ」より

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