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元警官、保留した起訴内容認める 福島県迷惑防止条例違反

10/05 08:05

 面識のない10代女性の体を触ったほか、児童のわいせつな画像ファイルを所持したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪に問われた元郡山北署本宮分庁舎地域係巡査長の男(43)の第2回公判は4日、福島地裁(島田環裁判官)で開かれた。男は、初公判で保留した県迷惑行為等防止条例違反罪の起訴内容を認めた。児童買春・ポルノ禁止法違反罪の起訴内容については、初公判で既に認めていた。

 検察側はこの日の冒頭陳述で、男が10年ほど前から街中で、無断で女性の撮影を繰り返していたと指摘。偶然を装って女性の尻に触れようと考え、昨秋ごろから店舗内の狭い通路にいる女性の背後に立ち、後ろに下がった女性の尻を自分の右手に当てる行為を繰り返したと説明した。

 男のスマートフォンに保存されていた画像ファイルの中から6点を選び、福島医大で鑑定した結果、5点が18歳未満の児童の写真だったとした。次回は16日午前10時から被告人質問などを行い、結審する。

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