二本松市で和牛を繁殖している菅野英也(66)は6月、成長した牛に市販の餌を与えていた。餌にはカシューナッツ殻液が配合されている。「ほかの製品より高いけど、発育がいいと勧められた。だいぶ前から使っているよ」 牛の餌は近年、地球温暖化対策の観点から注目されている。牛のげっぷに含まれるメタンガスの排出量を減らす可能性があるといわれているからだ。「温暖化はいろんなところに影響が出る。費用はかかるけど、少...
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