【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比52・82ドル安の3万9291・97ドルで取引を終えた。米景気の先行きを不安視した売りが優勢となった。
FRBのパウエル議長が米議会証言で、2%の物価上昇率目標の実現は「さらに良好なデータが得られれば確信を強められる」との見方を示したが、想定内だとして反応は限定的だった。
ナスダック総合指数は6営業日続伸し、25・55ポイント高の1万8429・29と6営業日連続で終値の最高値を更新した。幅広い銘柄で構成するSP500種株価指数も4・13ポイント高の5576・98と、5営業日連続で終値の最高値を付けた。