文部科学省が２９日公表した全国学力テストの調査結果で、児童生徒に行った質問調査では、新聞を「ほとんど、または、全く読まない」と回答した福島県の児童生徒の割合は小６が７４・２％（全国７６・０％）、中３が７９・０％（同８１・３％）となった。全国を下回っているものの、２０１３年度以降で最も高くなった。
新型コロナウイルスの影響で中止となった２０年度を除き、直近５年間の傾向は【グラフ】の通り。小６で「ほぼ毎日読んでいる」は２・４％（全国３・７％）、「週に１～３回程度読んでいる」は７・５％（同７・９％）、「月に１～３回程度読んでいる」は１５・９％（同１２・４％）だった。中３で「ほぼ毎日読んでいる」は１・５％（同２・１％）、「週に１～３回程度読んでいる」は全国と同様に５・２％、「月に１～３回程度読んでいる」は１２・４％（同９・７％）だった。小中学生ともに「ほとんど、または、全く読まない」に次いで「月に１～３回程度」の割合が多かった。
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