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剣道男子団体、聖光が3位 高校総体

08/07 07:55

【剣道男子団体】3位入賞を果たした聖光学院のメンバー=レゾナック武道スポーツセンター

 全国高校総体(インターハイ)は6日、大分市のレゾナック武道スポーツセンターなどで各競技が行われた。福島県勢は剣道男子団体で聖光学院が3位となった。

 強豪相手、ひるまず一丸

 聖光学院が剣道男子団体準々決勝で関東の強豪・東海大浦安(千葉)を打ち破った。準決勝で大会連覇を果たした九州学院(熊本)に敗れたものの、通算9度目の出場でチーム最高成績の3位入賞。大将を務めた主将の木戸匠(3年)は「全員が思い切ってぶつかり、チームの強みの攻撃力を発揮できた」と晴れ晴れとした表情で語った。

 全員が3年の布陣で挑んだ団体戦。準々決勝では先鋒(せんぽう)の戸田皇聖(こうせい)が面で1本を奪い先行。次鋒の斎藤幸輝は惜しくも敗れたが、中堅の阿部魁生(かいせい)の1本で勝ち越した。その後、副将田山柊晴(しゅう)と木戸がともに引き分けて逃げ切った。木戸は「ベスト8以上を目標としていたが、そこで満足せずに最後まで自分たちらしく戦えた」と語る。

 3年生部員15人は全員が県内出身。中学時代は良きライバルとして戦い、高校入学後も一人も辞めずに切磋琢磨(せっさたくま)を重ねてきた。「ここまで来られたのはみんなのおかげ」。木戸は誇らしそうに仲間をたたえた。

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