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福島ユナイテッド、琉球の一発に沈む サッカーJ3

08/18 08:00

【福島―琉球】試合終盤に失点し、肩を落とす福島の選手=とうほう・みんなのスタジアム

 【サッカーJ3第24節】福島ユナイテッドFCは17日、ホームのとうほう・みんなのスタジアムでFC琉球と対戦、0―1で敗れた。通算成績は10勝3分け11敗で順位は20チーム中10位。次戦は25日、アウェーのピカラスタジアム(香川県)でカマタマーレ讃岐と対戦する。午後7時開始予定。

 【評】福島は主導権を握り続けたが点を奪うことができず、後半追加タイムの失点で勝ち点を取りこぼした。序盤からボールを保持し、何度も相手ゴールに迫った。前半22分にFW塩浜が負傷交代するアクシデントもあったが、立て直して攻撃。しかし相手GKの好守にも阻まれ、ゴールできずにいると、終了間際の一発に沈んだ。(国井貴宏)

 「自分たちのサッカーはできていた」

 試合は序盤から福島ペースのはずだった。前半終了時点で相手を8本上回る11本のシュートを打ったが、ことごとく相手GKやバーに阻まれた。「自分たちのサッカーはできていた。相手にワンチャンスを決められてしまった」。この日途中出場のMF吉永大志が語るように、好機を逃し続けたことが手痛い敗戦につながった。

 リーグの中断期間を挟んで約3週間ぶりとなったこの試合。得点数チームトップのFW塩浜遼を負傷で欠いた後も攻め続けたが、実ることはなく、後半はやや攻め手を欠いた。

 吉永は塩浜に代わり、前半22分から急きょ出場。チーム最多の3本のシュートを放ったが、リーグの通算出場100試合目の節目となった試合を勝利で飾ることはできなかった。「サッカーではあり得る展開。チャンスをもらっている以上、結果を残さないと」。自らに言い聞かせるように語る。

 「選手のパフォーマンスは良かった。結果はついてこなかったが、気持ちを切り替えたい」と寺田周平監督。悔しさをにじませながらも、今後の手応えを口にした。(国井貴宏)

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