福島学院大の学生8人は、県トラック協会からの委託を受けて「運転手のためのヘルシー弁当」を開発した。27日、福島市の同大で品評会が開かれ、学生がそれぞれ工夫点などを発表した。
運転手の生活習慣病予防や健康改善に向けた初の試み。1~2年生8人が約2カ月かけてレシピを考案した。弁当のメニューは「肉巻きいなり」や「薬味から揚げおにぎり」などスタミナや栄養価を重視したほか、サラダをライスペーパーで包んだり、トルティーヤに肉と野菜をたっぷり入れたりと、食べやすさも工夫した。
県トラック協会の佐藤信成会長は「ボリュームと栄養価とヘルシーさの全てを求める難題をお願いしたが、いろいろな工夫をしてもらった。どれも食べ応えがあり、本当に低カロリーなのかと驚いた」と話した。協会は広報誌にレシピを掲載し、運転手の健康管理に役立ててもらう。