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未来はトップスイマーに…東洋大、福島合宿で水泳教室 銀メダリストら指導

08/26 09:00

子どもたちを指導する松下選手=福島市

 福島市中央市民プールで合宿中の東洋大水泳部は25日、同プールで水泳教室を開き、平井伯昌監督(パリ五輪競泳日本代表コーチ)やパリ五輪銀メダリストの松下知之選手らが県内の子どもたちを指導した。

 園児や小中学、高校生約60人が参加した。竹原秀一選手や同大卒の青木玲緒樹選手ら五輪選手も指導に加わった。松下選手がプールに入ってバタフライや背泳のお手本を見せたり、体の使い方を教えたりすると、子どもたちが目を輝かせて見入った。

 水泳教室は市スポーツ振興公社30周年事業として昨年に続き開催。平井監督は「今年は一人でも多く五輪選手を連れてくると約束していたので、良かった」と話した。「来年以降も(福島市での)合宿を続けていきたい」とも語った。

 平井監督は、五輪2大会連続2冠の北島康介さんが10歳ごろ、練習場を訪れた日本記録保持者に憧れて背中を追うようになったエピソードを明かし、本県の子どもたちに「(水泳教室が)少しでも思い出に残れば。福島には屋外で練習できるこんなに良い環境があることも知って、伸び伸びと体を動かし、育ってほしい」とエールを送った。

 合宿は31日までで、自由に見学できる。

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